著/八田 尚子
晶文社 2000年 ハードカバー
22 x 15.5cm 174p 帯少キズ・カバー経年少しみ
書籍重量450g "B"
小豆三粒包める布は捨ててはいけない―かつて母たちはそう語り、ものを大事にする心を娘たちに伝えた。ボロ布を細く裂き、緯糸として織り込んで、新たな布へと再生する「裂織」。木綿の着古しを、家族の仕事着や夜具によみがえらせてきた手の技は、やがて高度経済成長のなかでひっそりと忘れられていった。奥深い色合い。ざっくりとした飾り気のない美しさ。モノがあふれる今日、究極のリサイクル「裂織」が各地で見直されている。手仕事のよろこびを暮らしにいかす人々を訪ねながら、日本人と布のつきあいの歴史をひもといていく。着ること、作ることの意味を問いなおし、心地よい暮らしへのヒントを探る。(「BOOK」データベースより)
一部カラー図版もあわせて収載。
販売価格: |
0円(税0円)
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型番: |
wea7318 |
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